感動の山 早池峰山
 花の名山、早池峰山登山に行きハヤチネウスユキソウを初め多くの花に出会える感動の山歩きが出来る。
2013年7月20日

ルート平面図 拡大

ルート断面図 拡大

   盛岡7:10⇒河原坊9:00→頭垢離10:58→千丈岩13:20→早池峰山14:15→御田植場14:40→御金蔵(五合目)15:22→小田越16:35→小田越山荘17:00(泊)

 盛岡駅7:10発大迫(おおはさま)経由、岳⇒河原坊⇒小田越⇒荒川行き直通バスで河原坊にて下車。降車したのは3名で後は全員小田越迄行く様だ。素早く準備をしてコメガモリ沢に入って行き前日の雨で増水した沢を石伝いに5回ほど渡る。沢沿いの登山道と言うより沢を山頂目指して一直線に登っている様な感じでゴーゴーと沢を流れる水音が響き渡る。
河原坊(登山口) コメガモリ沢を渡る コメガモリ沢を渡る

 岳(シャトルバスの始発場所)に大きな無料駐車場があり朝5:30分から30分間隔でシャトルバスが運行していてマイカー登山者には都合が良い。大型バスでの団体登山の利用もあり土、日曜はバスも満員の様だ。小田越に泊まる予定で荷物も準備しているので左肩が重く感じて何度か休憩してはザックのベルトを調整する間に後から登って来た登山者に10名ほど追い越される。
天気も回復してくる 沢筋を登る 頭垢離1360m

 天候は晴れだが雲も多く時折直射日光に当たるが雲で遮られる時が多いのと沢を吹き上げる涼風が快い。水分補給も何度か繰り返して頭垢離(こうべごうり)30の標識(1360m付近)を過ぎると沢の流れは無くなり大きな岩が現れてくる。此の当たりから高山植物のハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、ミヤマオダマキ、ミネウスユキソウ等が至る所で見られて心身共に癒される。
御座走岩1600m 打石1680m 千丈岩1750m

 御座走岩(ござはしりいわ)、打石(ぶちいし)、千丈岩、と高度を上げて行くと同じバスに乗っていて小田越登山口から登って来て河原坊に降る登山者と行き交う。早池峰登山者の約7割が小田越から往復、2割が小田越から河原坊、1割が河原坊から小田越で稀に中岳から鶏頭山を越えて岳に降る、或いは北側の門馬に降るコースを利用する様だ。
鎖場1817 山頂付近の岩が見えてくる 山頂直下

 歩き始めは非常に苦しく山頂まで行けるか不安もあったが次第に体も馴染んで来て超スローペースだが山頂が近くに迫ってくる。スローペースの影響で登山道の周りに咲く多くの高山植物も見る事が出来る。此処を河原坊に向かって降る登山者は足元の注意が必要で周りの植物や景色をゆっくり眺める余裕はなく降って行く。
山頂に到着1917m 早池峰山山頂 山頂の避難小屋

 14:15分早池峰山山頂に辿り着く。周りを見回したが人影は無く少々途惑う。鶏頭山方面に僅かに行って見たが人影は無し山頂に戻ると此れから河原坊に降る登山者が一人居たのでカメラのシャッターを押してもらう(記念撮影)。避難小屋も覗いて見たが誰もいない?。後で解った事だが小田越の最終バスが16:30分なので、この時間に山頂に居たら最終バスに間に合わない事で泊まる登山者もいない事だった。
山頂直下のお花畑 コバイケイソウの群生 御田植場の木道

 山頂直下のお花畑(コバイケイソウ、イワカガミ、ハクサンチドリ、ミヤマシオガマ、ヨツバシオガマ、アオノツガザクラ等の咲く)の中を一人ルンルン気分で降って行く途中で何度も立ち止まり花にカメラを向ける。更に行くとハクサンチドリやシオガマギク等が群生する所にベンチがあり此処で一人しばし至福の時を味わう。
御田植場の花畑 鉄製の梯子 御金蔵(五合目)

 鉄製の階段も余裕たっぷりで降りハヤチネウスユキソウも至る所で見る事が出来て歩行も自然にスローダウン。遮る者が無い草原状の真ん中を緩やかに降って行く目前には明日登る薬師岳が大きな姿を見せている。五合目の御金蔵(四角の岩)を過ぎてのんびり降って行くと小田越登山口の管理小屋も見えて来て前方に登山者の姿も見えてくる。  
前方に薬師岳 岩場を降る 開けた草原を降る

 2合目付近で私より1時間早く8時に河原坊から登って来た3人の家族登山者に追いつく。最終のバスに乗り、岳の駐車場に置いてある車で迎えに来る為、お嬢さんが急いで降って行き、両親は私とスローペースで小田越えに降る。さらにもう一人靴底が剥がれてスローペースで降って来た方はお迎えの車が来て岳方面に去って行く。

 一緒に降って来た御両親も何処かで迎えの車と行き交うのでと岳へと歩いて行き、小田越監視小屋の方が最後の私が小田越山荘泊りを確認して山荘の状況を説明してくれて水5リットルを頂く。監視委員の方も車で宮古市方面に去って行き私も小田越山荘に向かう。今日は小田越山荘に一人泊りとなる。この時点で再度14:30分早池峰山山頂に誰もいない事が理解できる。
小田越(登山口) 小田越山荘入口手前の駐車場 小田越山荘内部



  登山道で見られた花々
ハクサンボウフウ クガイソウ タマガワホトトギス

センジュガンピ ヤマブキショウマ シナノオトギリ

イブキジャコウソウ ミネウスユキソウ チングルマ(花柄)

オオバギボウシ ウラジロヨウラク クルマユリ

タカネアオヤギソウ タカネサギソウ ミヤマハンショウズル

ミヤマヤマブキショウマ ナンブトラノオ ミヤマカラマツ

ミヤマコウゾリナ ホソバイワベンケイ キバナノコマノツメ

ミヤマキンバイ ハヤチネウスユキソウ ムシトリスミレ

マルバシモツケ ナンブイヌナズナ タカネニガナ

タカネウスユキソウ ミヤマオダマキ タカネコウゾリナ

ハクサンシャジン ミヤマアケボノソウ ミヤマホツツジ

コバイケイソウ ナンブトウウチソウ コバノツメクサ

アオノツガザクラ ショウジョウバカマ(花柄) コイワカガミ

ヨツバシオガマ ハクサンチドリ ハクサンチドリ(白花)

ミヤマアキノキリンソウ サマニヨモギ ミヤマシオガマ

エゾウメバチソウ チシマフウロ ミヤマアズマギク

サンカヨウ(実) キンロバイ タカネナデシコ

イソツツジ ツクバネソウ ギンリョウソウ