感動の山 塔ノ岳 丹沢表尾根
 恒例の丹沢登山、今年も表玄関大倉から塔が岳に登る。体力の低下と荷物が重く苦しい長い登りとなるがキラキラ輝く霧氷のトンネル、富士山の雄姿や夜景等で疲れも消え去る。

             写真は蛭が岳(花立付近から)
2015年12月26〜27日
ルート平面図 拡大

ルート断面図 拡大

 大倉→大倉尾根→塔ノ岳(泊)→新大日→行者が岳→烏尾山→三ノ塔→ヤビツ峠→蓑毛

 年末の恒例となった丹沢登山、体力の低下と荷物が重いため今回も大倉尾根から登る。9:05大倉バス停からスタート。歩き始めると甘い香りが漂ってきて脇の畑で蝋梅の花が満開となっている。今年は暖かい様で山頂での積雪はなさそうだ。塔ノ岳6.4Kの標識から山道に入って行き大倉高原山の家を回って行く。
大倉バス停からスタート 大倉高原山に家10:17 木道をタンタンと登る

 見晴茶屋、駒止茶屋を通過して堀山の家を過ぎると急な登りとなり途中で何度も立ち止まり息を整えては登る。やっとの思いで花立山荘に付き此処で軽い昼食にする(トン汁とパン)。体も暖まり体力も幾分回復してきたようで歩行が少し楽になり展望も開けてきて景色に癒される。
堀山の家12:00 花立山荘に到着13:38 正面に目指す塔ノ岳が

 花立を過ぎた所から次第に霧氷の林に変わって白銀の世界となる。鍋割山への分岐、金冷やしを過ぎると霧氷のトンネルとなり此の白銀の世界を何枚もカメラに収める。足取りは重いが霧氷の絶景に癒され、木段を登り詰めて標高1491mの塔ノ岳山頂に辿り着く15:00。
霧氷のトンネルを抜けて 最後の木段を登り詰めると 空が大きく開けた塔ノ岳山頂に出る

 積雪を期待して来たが塔ノ岳山頂で3センチほどと少ないが代わりに霧氷が見られて苦しい思いをして登って来た甲斐が有り。宿泊手続きを済ませてから山頂での絶景にしばし浸り心身ともに癒される。
蛭が岳、不動の峰 大山、三ノ塔 富士山の裾野に日が沈む

 塔ノ岳山頂からの大パノラマそして富士山の裾野に沈みゆく太陽、感動の一時を過ごした後は小屋に入って宴会の始まり(今年は例年来ているグループの方がいないので夜の自炊者は3名)。宴会途中で外に出て行き湘南方面の夜景の上に浮ぶ満月、そして霧氷と星空の素晴らしい景色を眺め、カメラにも納めてくる。再び共通の話題で話も盛り上がり今年も楽しい宴会となる。
湘南方面の夜景と満月 今年も宴会となる 宴会開始

 27日。昨夜は隣で何度か騒がしかった事と昨夜の絶景の夢見気分で熟睡は出来なかったが相模湾に浮かぶ江の島の上方から日が登り目前の富士山がほんのりと薄紅色に染まる光景を見られる。気温マイナス一度で風も微風。昨日見られた蛭が岳から塔ノ岳の霧氷は消えてしまう。気温と風の影響か?
相模湾の江の島上空から朝日が 朝日に輝く富士山 尊仏山荘と蛭が岳

 コーヒーとパンで朝食を軽く済ませて7時20分尊仏山荘を出発。表尾根をヤビツ峠に向かう。天候も良く積雪もない穏やかな表尾根をのんびりと30分ほど降り木の又小屋でコーヒ-ブレイク何時も通過しているので一度寄って見たいと思っていた所で小屋の主人としばし立ち話で情報を得る。
振り返り見る塔ノ岳 表尾根から 木のノ又でコーヒーブレイク 行者が岳の鎖場に降る

 時折、振り返り塔ノ岳山頂の尊仏山荘が次第に小さく見え、右手のピークには先程寄った木の又山荘も見える。全容が見えていた富士山も次第に雲に閉ざされて行く。新大日からどんどん降り政次郎の分岐を通過して行者岳まで岩の痩せ尾根(鎖場)を慎重に登り行者岳で小休止。   
難所を通過して行者が岳山頂に 烏尾山頂で軽い食事 烏尾小屋を後にして降って行く

 行者岳からは緩やかに下って行き烏尾山で三ノ塔を目指す昨夜の宴会の友に追いつき見送ってから此処で展望を楽しみながら軽い昼食にする。前回は目前の三ノ塔の登りに阻まれて此処から新茅山荘まで降ってしまったが本日は三ノ塔を目指す。烏尾山から僅かに降り痩せ尾根を通過して標高差150m程のガレ場の急登を何度か立ち止まり三ノ塔に登る。
三ノ塔の登りから振り返り見る烏尾山 三ノ塔山頂で休憩 ヤビツ峠まで降る

 三ノ塔山頂で先行した方(宴会の友)のホットコーヒーをご馳走になり小休止10:35。富士山と塔ノ岳山頂も雲に隠れてしまう。二ノ塔を越してヤビツ峠まで行きバスを待つ同行者と分かれて一人蓑毛への登山道を降って行く。何十年振りの登山道で全く記憶が無いが歩き易くヤビツ発のバスより早く秦野駅に戻れる。(蓑毛発14:00)
ヤビツ峠から蓑毛に降る ヤビツ峠登山口 蓑毛バス停に到着